10万キロオーバーで10年落ちの軽自動車…。イメージからすると、終了レベルのクルマですよね。廃車決定。でも今のクルマのレベルだとどうなんだろう?
疑問に思う人も多いと思います。
ですので、しっかりと答えます。
これは普通に思ったことをズバズバ答えるように書きますので参考にはできると思います。
そして、まず答えから述べます。
『全然乗れます』これが私の答えです。
もちろん車種によって当たりハズレはあると言いますよ。
でもそれを言ったらキリがない。
例えハズレよりの軽自動車でもその傾向って掴めると思います。
要するに『普通は10万キロ乗れない軽自動車でアタリを引いた車でもなんとなく「ヤバいな…」「壊れるな…」という予兆はどこかで感じる』という意味です。
なので、ギリギリのところで攻めてみたいと思います。
10万キロは走れるのはホント
本当に軽自動車は10万キロは走れると思います。
もちろん車検はキッチリ通さないとダメですよ?
エンジンオイルは5000kmに1回やらないとダメですよ?
そういった当然の事をしていれば普通に持ちます。
自分でメンテナンスなんて必要ありません。
でも壊れる予兆はありません。なので、大丈夫です。でもこんなこと言っても不安な人は多いと思います。
だから車種を言いますと、マツダのキャロルです。
込みコミで100万円のクルマです。
これでも持ちます。
N-WGNじゃないですよ?
軽自動車でも最安値のクルマですよ?
なので全然大丈夫です。
安心してください。
更にいうとこのクルマは13年落ちです。
それでも全然大丈夫です。
しかも壊れたことないですから、本当に買って良かったと思っています。
しかしこれは気をつけろ!
でも軽自動車で10万キロオーバーを乗る際に感覚的に気をつけていたことがあります。
それは「高速道路には乗らない」ということ。
過去に2回乗りました。
でもそんときに思ったのです。『これはあんまり乗ってたら壊れるな』って。
乗っているとわかるのですが、軋みが凄い。
距離としては70、80kmくらいしか乗っていないので大丈夫でしたが、高速道路は基本的に軽自動車はダメです。
普通に乗っているクルマもありますが、あればモチが絶対に悪くなることが予想できます。
なので、気をつけて下さい。あとはタイヤも変えること。タイヤって実は大事です。なぜかというとクルマを直接支えているバランスだからです。
このバランスが悪いと車体に無駄な負担が掛かります。
左右どちらかのバランスが悪くてもどちらかが痛みやすくなります。
その状態で1年過ごしていると確実にクルマの耐久度が劣化します。
そして、順番としては『部品が壊れやすくなる』ことが予測されます。そして、恐いのがエンジン回りの部品。これがヤバくなると軽自動車はかなり致命傷です。
なのでタイヤって溝がある程度ヤバくなったら素直に替えることです。安くても良いんです。3年に1回は買えた方が良いです。安いもんです。国産じゃなくても良いんですよ。
韓国産で良いんです。
これらは気を付けましょう。
何キロオーバーまで軽自動車は大丈夫だと思う?
軽自動車はどれくらいまで乗れるのか?これは本当にグレードが高いタイプで変わると思います。
ですが、私のような軽自動車でも最安値クラスを乗っている人間がいうと説得力が違うと思うので、その視点で答えると『12kmが限界』だと思います。おそらくこれくらいです。
今10万キロオーバーしていてもなんとも故障はありません。しかし、それでも「若干普段の走りが悪くなっている」という感覚があります。
どういうことか詳しく話すと加速もまず少し違和感があります。エンジン入れてアクセル踏んで昔だったら進み始めるのに3秒くらいだったのが、今だと5秒くらい。
そして走行時の感想ですが、70,80kmくらいのスピードを出すと若干重いです。昔は90、100kmくらいで重くなりだしました。微妙な変化で記憶も曖昧です。だから信用しないでください。
こんなのイチイチ覚えている人間いませんから!でもなんとなくずっと乗っていると分かる感覚って大事だと思います。理論だけではダメなこともありますからね。
なので、これを考えるとおそらく『軽自動車は12万キロが限界』なのかな?と思います。
もちろんこれ以上乗れる可能性もありますが、いきなり壊れる可能性が出てくると思います。そのため安全な線としては12万キロです。
年式と走行距離はどちらを軽自動車は意識したほうが良い?
絶対走行距離ですね。
今の時代のクルマならそうです。
当たりハズレありますが、私の推理的な部分A,Bパターンで説明します。
※1年と1万キロは同じ価値とします※
A:5年落ち、2万キロ
B:2年落ち、5万キロ
こんなクルマがあったとします。
こうなると価格の差は実はそんなにはありません。
若干ですが、走行距離が少ない方が値段が優遇される傾向にあります。
しかし、実際はAパターンの方がかなり優良なクルマである可能性があります。仮説を一つ説明すると、Aパターンだとイメージをすると5年で2万キロしか乗っていない為そんなに乱暴な運転をしていない可能性が高い。
Bパターンだと2年で5万キロも乗っているのでかなり頻繁に乗り回していた可能性が高い。私は勝手にこんなイメージを持っています。
もっと説明すると
「A:おじいちゃん、おばあちゃんが休日に少しドライブしていた」
「B:サラリーマンが平日は遠い県外の仕事先まで行き来していた」
というイメージがあります。
そうすると、Bの方が急いでスピードを出していた可能性が高く、傷みやすかったんじゃないのかな?と感じます。なので、私は走行距離を重視します。参考程度にしてください。
>>色んな軽自動車の売却相場
軽自動車で耐久年数が長いと予測できるクルマは?
新車で買う事を前提に予測します。
それを考えると、ワゴンRタイプの普通のオーソドックスな車体だと思います。逆にダメなのはミニバンタイプの細長。
クリッパーやアトレーのワゴンタイプです。
単純にこれらは車体の重量を考えると、傷みやすいと思います。
逆に私が乗っているクルマの普通タイプであれば壊れにくいほうがだと思います。
なぜなら『車全体の重さによる負担が少ないから』です。
その理論でいうとスポーツカータイプかもしれませんが、こればっかりはわかりません。加速が出やすいタイプなので負担も大きいようなイメージもあります。
軽自動車は何十年の研究もされており、空気抵抗や摩擦など色々な検証をずっとしてきたと予測できます。そういった経験を含めて出来上がっている形がワゴンRのようなトールワゴンタイプなので、これが実質最高だと思います。
まとめ
軽自動車の耐久性は間違いなく10万キロオーバーしても大丈夫だと思います。
でもね、これって一昔前の20、30年前の軽自動車ではありえないことでしたよ。
めっちゃ壊れやすかったですから。10万キロまで持つ気がしないし、どっかの部品が壊れてました。
私はエンジン焼けて壊した経験あります。ラジエーターがイカレマシタ。部品が吹っ飛びました。デタラメでした。
でも技術が拙いときの軽自動車なんてそんなもんだったんです。でも今の時代の軽自動車は随分立派になったと思います。実感しますね。
ですので、
まとめると『軽自動車は10万キロオーバーは乗れる。だけど12万キロくらいが1回目の限界。本気出せば13万キロまで無傷』
というイメージです。
15万キロは流石にた4WD車でも危ないと思います。実際は16万キロ乗ってた人いますが、基準は低めに考えておいた方が無難です。