ビートはスポーツカー軽自動車として特殊なクルマ。S660などライバル的にはそれが該当しますね。
今ではあまりスポーツカー自体に乗らない人やスピードに拘らなくなった人が増えてきたので、下火傾向にあるクルマだという意見も多いかと思いますが、意外にそんなこともなく中古車でもカーセンサーを調べると4000台近く流通されており、購入者も多い。そんなビートについて、全く興味がない私も調べてみることにしました。
残念!乙!ビートは廃版
HONDAビートはとっくに廃版になっていることは有名。しかも最新が1996年版。なので、2020年で計算すると約30年前の車になります。
ですが、それでも中古車市場では非常に高く取引されています。平均額としては60~70万円ほどでマニアが多くいるのはそれだけでも解ります。しかも新車の価格は150万円程で、30年経ってもこれだけの資産価値を維持するのは、恐ろしいですね。
さらに中古車の情報を見ると「距離数が28万キロ突破」しているものも普通に売られています。値段は60万円ほどです。どんだけプレミアついているんだ?という話です。
そのため、スポーツカーに特に興味がない私ですらビートは興味あります。何度かクルマの雑誌に掲載されているのは見たことがありますが、最近ちょっと気になりだした次第です。
あと調べていてわかったのですが、軽自動車としてスポーツカーは数が少なく、その中でもビートの後継機とされているのは「S660」になります。というよりもそうらしいです。
ですが、人気としてはビートの方が高い印象です。
これはなんでかなぁ?という疑問がすぐに浮かびました。単純にS660の方が技術も進み、エンジンなども改善され走りだしも良く良好らしいです。
しかし、ビート場合その独特の昔の加速の滑り出しが良いと言われています。詳しくはわかりませんが、確かに昔のマニュアル車の方が遊びがあったし、面白かったというのは記憶にあります。特にシフトレバーの形や入れ方、細さ、走りだし、ギアが入った感触はなんとなくぎこちないものもありましたが、走行を楽しむという意味では懐かしく思えます。
なんでもラクが良い、手間がない方が良いという現代の流れとは違った、「走りを実感する」という意味ではビートは楽しいのかもしれません。(繰り返しますが、私はビートに乗った事ありませんし、スポーツカーに興味ないです)
ビートの販売金額の差がわからない
コアなファンしかわからないんだろうな…と思うのですが、ビートの価値が何を基準にしているのか見ていてもさっぱりわかりません。「走行距離」「グレード」「年式」なのかがイマイチ確認してもわからないんですよね。
強いていうと、走行距離なのかな?と思いましたが、そういうわけでもないので、価値の基準が見えないんですよね。ただ、このビートは価格の差が全体的にそんなにあるわけではなく「60~110万の間」なので、実際に見てくれ!というしかありませんね。でも1回乗ってみたいな…
まとめ
今後のスポーツカーの衰退はまだあると思います。ですが、絶対になくなるということもないですね。
やっぱり走りが凄く好きな人っていつの時代もいますし、本当に選んで走り出したらハマりそうです。今後の事を考えるとS660がプレミアつきそうなので、今度買っておこうかなとふと思っている自分がいます。
でも残念なのが今の時代はほぼ全て「オートマチック車」。きっとこれからのことを考えると走りでもマニュアル車そのものが出なくなってしまう可能性もあり、自動運転になっていく流れなので、ちょっと残念な気もしますね。富士スピードウェイでも遊びに行ってこようかな…。